奈良クラブ(関西サッカーリーグ1部)は6月30日、鴻ノ池陸上競技場(奈良市法蓮佐保山4)で「ディアブロッサ奈良」と対戦し、2対2(前半2対0)で引き分けた。
前半3分に桜井直哉選手、続いて15分にも桜井選手がゴールを決め、奈良クラブ優勢のまま後半戦を迎えたが、ディアブロッサが底力を発揮、2点を返されて同点で終わった。試合後、羽中田昌監督は「ディアブロッサ奈良の粘り強さに屈してしまった」と話した。
これで奈良クラブの勝ち点は14点となる。一方、現在1位のアミティエSCの勝ち点は25。残された試合数は5試合しかなく、リーグ戦2連覇の目標達成には厳しい状況だ。
しかし、JFL昇格への道が閉ざされたわけではない。7月1日に組み合わせが発表された「第48回全国社会人サッカー選手権関西大会」で、トーナメント戦に勝利し全国大会へ駒を進めて上位に食い込めば、JFL昇格への登竜門「全国地域リーグ決勝大会」への出場権を得ることができる。
奈良クラブの初戦は7月22日、太陽が丘陸上競技場(京都府宇治市)で「久御山FC」(京都)と対戦する。キックオフは11時30分。