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「春日山自然学校」開校 奈良公園・春日山原始林で自然・歴史を学ぶ

フィールドワークのようす

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 奈良公園・春日山原始林の自然を楽しみながらその価値と課題を学び、次世代へ伝えていくための講座「春日山自然学校プロジェクト2020・秋」を、「春日山原始林を未来へつなぐ会」が10月11日に開催する。

 千年以上前から人と自然の関わりの中で残されてきた春日山原始林は、ユネスコ世界文化遺産であり、国の特別天然記念物に指定されているが、近年、地球温暖化による環境の変化や、外来種・ナラ枯れの拡大、奈良公園のシンボルともいえるシカが木々の新芽や若木を食べてしまうなど、原始林維持の問題もある。

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 同会は春日山原始林の環境保全や価値と課題を広く伝えるさまざまな活動をしており「春日山自然学校」は楽しみながら学ぶ講座。

 大人向けの春日山の自然と歴史を学ぶコースは、秋の春日山原始林を歩きその自然と歴史・課題について知る(小学5年以上、30人程度)。ルートは浮雲園地~春日山遊歩道(北部)~若草山山頂。

 奈良公園の自然で遊ぶ親子向けは、春日山原始林や奈良公園の自然を楽しみながら自然環境と人とのつながりについて学ぶコースで、春日山遊歩道周辺(北部)をフィールドとする。(小学生以上の子どもとその保護者、10組20人程度)

 杉山拓次事務局長は「実際に原始林の中で、自然の素晴らしさや保全の問題を体感してもらいたい」と話し、「自然と人は大昔から変わらずに共存してきた。だからこそ奈良公園のシカや私たちは日々を生きて楽しめる。この活動で多くの人に伝えていけたら」と笑顔で話す。

 いずれも開催時間は10時~12時30分ごろ。参加無料。集合は、浮雲園地入口(奈良交通バス「東大寺大仏殿」バス停付近)。参加申し込みは、同会ホームページ申込フォームで受け付ける。

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