平城遷都1300年祭の閉幕を告げるセレモニーが12月31日、平城宮跡・第一次大極殿前で行われた。
今年1月1日に県内4会場で行われたオープニングイベントで伝達した「四神旗」を先頭に、平城宮跡会場でガイドなどを行ったボランティアスタッフを中心とした約170人が天平衣装をまとい、せんとくんとともに行列し第一次大極殿前に整列。
参加者を代表して松岡豊和さん、山門達矢さん、田中寿美子さん、久野史人さんが「本物の歴史・文化・伝統と県民のおもてなしの心で多くの人を迎えることができた。平城遷都1300年祭の閉幕とともに新しい奈良の始まりを」と閉幕宣言。
続いて平城遷都1300年記念事業協会の林洋事務局長の「新しい未来に向かって」との掛け声に合わせて参加者全員で「エイエイオー」とこぶしを突き上げ平城遷都1300年祭は未来へ続くことをアピールした。
せんとくんのコスチュームを着て同祭のイベントに何度も足を運んだという京都府から訪れた藤原悠真くん(13)と弟の和真くん(10)は「さみしい」と口をそろえた。