奈良市北消防署が救急啓発イベント-「救急の日」に合わせ開催

心臓マッサージやAEDの操作方法を学ぶ参加者

心臓マッサージやAEDの操作方法を学ぶ参加者

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 奈良市消防局北消防署は、9月9日の「救急の日」に合わせて北部会館(奈良市右京)で救急医療・業務に対する正しい理解と認識を深めてもらおうと救急啓発イベントを開いた。

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 応急手当訓練用人形を利用してAED(自動体外式除細動器)操作や心臓マッサージ、身近にあるものを利用した応急処置などの指導を救急隊員が行ったほか、救急車の適正利用を呼びかけるパネル展示も行った。

 AEDを初めて操作したという奈良市在住の主婦(55)は「AEDを使う機会はありうる。操作はテレビなどで見て分かっているつもりだったが、実際に体験できてよかった」と話していた。

 奈良市消防局刊行の消防年報によると、2010年度の救急出動件数は1万5,461件で、前年比1126件増。搬送人数は1万4,309人で、1年間で市民約23.8人に1人の割合。

 奈良県では、救急車を呼ぶか迷った場合などの相談に相談員や看護師が24時間体制で応える「県救急安心センター」を設置している。電話番号は、プッシュ回線・携帯電話からは「#7119」 ダイヤル回線・IP電話からは「0744-20-0119」。

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