奈良クラブ(JFL)は7月5日、鴻ノ池陸上競技場(奈良市法蓮佐保山)でホンダロックSCと対戦し2対1で勝利した。
セカンドステージ開幕からのホーム3連戦の最終日。1313人の観衆が見守る中、前半11分に柳田優介選手が先制したものの、13分には失点し同点に。その後、PKを取られるもGKのシュナイダー潤之介選手が好セーブでゴールを死守した。34分に谷口智紀選手がゴールを決め、これが決勝点となった。
7月12日は、ファーストステージを制した「ヴァンラーレ八戸」と対戦する。試合後、中村敦監督は「非常に厳しいゲームになるが思いっきり全力で戦いたい」と話した。
次のホーム戦は7月20日、同競技場で流経大ドラゴンズ龍ヶ崎と対戦する。キックオフは14時。
奈良クラブは6月末にJ3クラブライセンス申請書類を提出した。同クラブGMの矢部次郎さんは「戦いはまだ続いている。J リーグ昇格にはクラブだけの力では足りない。奈良に Jリーグチームを作るために、これからも共に歩んでいただければ」と呼び掛ける。