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「氷屋が本気で作るかき氷」 奈良・老舗製氷会社のかき氷店が1周年

純氷でかき氷を作る「日乃出製氷」4代目中孝仁さんの妻・裕子さん

純氷でかき氷を作る「日乃出製氷」4代目中孝仁さんの妻・裕子さん

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 まほろば健康パーク・スイムピア奈良(大和郡山市)内のかき氷店「奈良の氷屋 ヒノデさん」が7月1日、1周年を迎えた。

「生いちごみるく」(650円)

 同店を経営するのは1941(昭和16)年創業の老舗製氷店「日乃出製氷」(奈良市三条桧町)。「かき氷に『おいしい、おいしくない』を感じることがなかった」と話すのは4代目・中孝仁さん(42)。2年ほど前、名古屋で氷屋がかき氷で人気を集めているとの業界紙の記事を見て、かき氷に興味を持ち、2014年に神戸で開かれた「かき氷コレクションin関西」でおいしいかき氷に出会い、かき氷店を出店することを決意したという。

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 その後、名古屋の老舗氷店「川久」でかき氷について学び、さまざまな人との出会いや協力を得て2014年に同店を開いた。メニューは、500円で販売する「抹茶」「マンゴー」「紅茶みるく」などのほか、オリジナルシロップの「宇治金時」「生いちごみるく」(以上650円)。

 氷は72時間かけてゆっくりと作り上げる純氷。通常は48時間で作るという氷を72時間かけることで氷の純度を上げ、カルキなどの不純物が取り除かれて無味・無臭で透き通っているのが特徴だ。

 あすかルビーを使った手作りシロップを使う「生いちごみるく」は数量限定のため、7月中に売り切れてしまう可能性があるという人気メニュー。何重にも練乳とシロップをかけて作り上げるかき氷は、フワフワ感を出すため氷の温度調整もするなど氷屋としてのこだわりを見せる。

 オープンから1年。「売り上げも目標以上」という中さんは「氷屋が本気で作るフワフワのかき氷を一度食べてほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~17時。火曜定休。営業期間は5月~10月末の予定。

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