やまと郡山城ホール(大和郡山市)で10月14日、「第31回女王卑弥呼コンテスト」が開かれ、大阪薬科大学1年生の田渕三香子さん(19)が第31代女王卑弥呼に選ばれた。
同コンテストは、邪馬台国(やまたいこく)が大和郡山市にあったという、故・大阪教育大学名誉教授の鳥越憲三郎の学説を基に1982(昭和57)年から開いているもの。
当日は、来場者から選ばれた一般審査員と協賛する地元企業などの審査員が、自己PRや一問一答で審査。グランプリに、奈良市在住の田渕三香子さん(19)、準グランプリに同志社女子大学2年生の植田純加さん(19)、同志社大学2年生の鈴木沙也香さん(19)が、それぞれ選ばれた。
同コンテストへの参加は初めてという3人。大和郡山の好きなところについて、田渕さんは「素朴な街の風景が好き」、植田さんは「春の郡山城の桜が好き」、鈴木さんは「金魚がすごく好き」とそれぞれ話し、「一人でも多くの人に大和郡山をアピールしていきたい」と目を輝かせた。