奈良クラブ（関西サッカーリーグ1部）は6月30日、鴻ノ池陸上競技場（奈良市法蓮佐保山4）で「ディアブロッサ奈良」と対戦する。

　高田市を拠点にするディアブロッサ奈良は、今シーズンから1部に昇格。鴻ノ池では初対戦となり「奈良ダービー」に注目が集まる。奈良クラブのこれまでの成績は、3勝1敗4分、勝ち点13で3位。対するディアブロッサ奈良は、1勝3敗4分、勝ち点7の6位も、奈良クラブとは今年4月の対戦で、2対2で引き分けている。

　10時からは、会場周辺で家族でも楽しんでもらえるようにと「奈良クラブ祭り」と題して、飲食ブースや物販ブース、「BASILL」によるライブなどが行われる。せんとくんも来場し、記念撮影などに応じるほか、始球式も予定する。試合終了後の13時40分からは、ピッチを開放しサッカー教室も開かれる。

　同クラブGMの矢部次郎さんは、「奈良同士の対決なので、奈良の方々にサッカーを楽しんでもらえるのでは。ぜひご来場ください」と呼び掛ける。当日は、Ｊ昇格の条件の一つ「ホームゲーム1試合平均入場者数3000人以上」を目指す。

　キックオフは11時30分。入場無料。駐車場には台数の制限があるため、公共交通機関の利用を呼び掛ける。