せんとくんをいちずに思い続ける葛城市のマスコットキャラクター「蓮花(れんか)ちゃん」が、11月3日にデビューした大淀町のマスコットキャラ「よどりちゃん」にライバル心をむき出しにしている。
蓮花ちゃんは11月11日に、葛城市で行われたイベントで、せんとくんやよどりちゃんのほか、奈良県内のキャラクターと共演。その際に、せんとくんの目線が、よどりちゃんに向いていたことに嫉妬しているようで、自身のブログで「せんとくんどこ見てるの」とつづった。
思わぬライバルの出現に、蓮花ちゃんの感情も高ぶったのか「よどりちゃんって雨女」などとも記載。加えて同月14日のブログでは、よどりちゃんから届いたメッセージを紹介するも、「せんとくんにも送ってるはず」とささいなことも気になる様子。
その後、現在試験的に運用しているフェイスブック内で、せんとくんにお似合いなのは、蓮花、よどりちゃん?」というアンケートを行っている蓮花ちゃん。現在の投票数は、「蓮花ちゃん」12票で、「どちらかといえば蓮花ちゃん」が3票。「よどりちゃん」と「どちらかといえばよどりちゃん」は0票となっている。蓮花ちゃんは「やっぱりせんとくんにお似合いなのは蓮花だよね」と話し、この結果にはご満悦な様子。
一方よどりちゃんは、公式ホームページ内の「よどりちゃん日記」で、同日のイベントのことに触れている。せんとくんや蓮花ちゃんと握手している写真と共に「たくさんのマスコットキャラクターの仲間たちが集まったのよ。みんなと、お友達になれたわ」とつづり、あくまでもお友達の方向を示したが、12月4日に同町で開かれるイベントでせんとくんとの共演が決まっていて、蓮花ちゃんは参加しないことから同町担当者は「せんとくんに近づくチャンス」とも。
一時は、蓮花ちゃんの一方的な嫉妬と思われたが、よどりちゃんが蓮花ちゃんの恋敵になる可能性が高まった。