奈良クラブは3月25日、フットサル大御門(奈良県大和郡山市)で園児や児童を対象としたチャリティーサッカースクールを開いた。参加した約40人の子どもらは笑顔でボールを追いかけていたほか、会場では募金箱も設置し義援金の協力を呼びかけた。
開催は、東日本大震災を受けて「悲しいニュースが続く中、子どもたちには元気でいてもらいたい」(同クラブの矢部次郎さん)との思いから。
小学生低学年以下を対象としたクラスでは、同クラブの吉田悟監督が中心となって子どもたちを指導した。ボールに慣れるようにとじゃんけんなどのゲームを交えた練習から、後半ではドリブルやシュートなども行った。
矢部さんは「サッカーが初めての子もいたので、初めは緊張した様子もあったが、元気にやっている。ひとりでも多くの子どもたちと触れ合いたいと思っているので、気軽に参加していただければ」と話す。
チャリティースクールは今月28日~31日にも開く。園児~小学2年=16時~17時(水曜は15時30分~16時30分)、小学3~6年=17時~18時30分(水曜は16時30分~18時)。
参加申し込みはメールで受け付ける。詳細は同クラブのホームページで確認できる。