奈良公園一帯で8月5日、ろうろく2万本で古都奈良を幻想的に照らし出す「なら燈花会(とうかえ)」が始まった。
19時から、ボランティアスタッフらがろうそくに点火。会場は家族連れやカップルでにぎわい、携帯電話のカメラ機能などで記念撮影を楽しむなど、ロマンチックムードを満喫していた。
今回で12回目となる同イベント。昨年は期間中に約80万人が訪れるなど、夏の奈良の人気行事として定着している。
会場は浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池、五十二段、興福寺、奈良国立博物館前、春日野園地のほか、13日・14日は東大寺の鏡池周辺、14日は春日大社の参道でも行われる。7日・8日・12日は「ほのあかりライブ」もあり、ムードを盛り上げる。
点灯時間は19時~21時45分。今月14日まで。