若草山(奈良市雑司町)で3月20日、春の開山に合わせて「鹿せんべい飛ばし大会」が開かれる。
同大会は、地元商店街の振興を目的に始められたもので、今回で18回目。大会のために作られた直径約20センチもある特大の鹿せんべいを若草山の中腹からふもとに投げ、その距離を競う。毎年、受け付け時には長蛇の列ができる奈良の人気イベントになっている。
当日は9時30分から受け付けを開始、10時から競技をスタートする。優勝者には鹿の角のトロフィーを贈呈するほか、30メートルラインを超えた人にも入賞賞品を贈る。
正午からは、同大会のテーマソング「鹿せんべいツイスト」を歌う若草鹿之助さんや、桜よしのバンドのライブも予定する。
大会実行委員長の清水宗和さんは「現在、若草山は20日に向けて整備しているので、景観もよくなるし、春の山の雰囲気もよい。ぜひ若草山にお越しください」と参加を呼びかける。
参加費は300円で、先着1,000人まで。今月21日・22日13時から、本大会ではないが特別企画として開催する。