天理駅前広場で12月21日から、天理市の夜空をイルミネーションで彩る「光の祭典2008」が開かれている。同24日にはカップルや家族連れなど多くの人が足を止め、約12万個の光に見入った。
同祭典は、天理市政50周年を記念して行われたカップキャンドルの点灯がきっかけに行われ、今年で4回目。地域経済活性化を目的に行われ天理本通商店街につながるように光の道が続く。「日ごろ商店街に足を運ばない人にもどんな店があるかを知ってもらえれば」と同実行委員会事務局の松田さん。
イルミネーションは、昨年までは青と白のみでの装飾だったが、光に温かみを持たせるために、今年からピンク色や緑色、金色(電球色)も追加。電飾の数も年々増加し今年は約12万個になった。約4万個のLEDで装飾された約5メートルのピラミッドのオブジェや、ツリーなどが華やかな光が天理の夜空を彩りクリスマスムードを盛り上げている。
松田さんは「経済の悪化など世の中が苦しんでいる中、ホッとできて癒される空間を提供できれば。また、天理市全体が明るい町になれば」と話す。
点灯時間は17時~22時。来年1月17日まで。