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奈良で映画「明日香に生きる」上映会 人生の「しまい」、地域医療をテーマに

映画の一場面(写真提供=ディンギーズ)

映画の一場面(写真提供=ディンギーズ)

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 ドキュメンタリー映画「明日香に生きる」の上映会が奈良市コンベンションセンター「天平ホール」(奈良市三条大路1、TEL 0742-32-2290)で10月7日に行われる。

映画の一場面

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 10月6日、7日に同センターで開催される第36回「日本サイコオンコロジー学会総会 改めて深く考える心のサポート~がん患者・ご家族と共に歩む~」の市民公開講座として上映する。

 同映画は、明日香村国民健康保険診療所の武田以知郎院長をはじめとする地域医療で奮闘する医療者と住民との関わりと、明日香村の四季折々の風景を描いた作品。

 監督の溝渕雅幸さんは「私たちは忙しく煩わしさをも感じる日々の生活の中で、日常の美しさやそこにある幸福の本体を感じられずにいるのかもしれない。しかし、病を得て自身の死を意識した時、目の前にある平凡な日常がかけがえのないものになり、その中にある幸福の本体に気付くのかもしれない」と話す。

 上映前に同会大会長で奈良県立医科大学付属病院緩和ケアセンター長の四宮敏章教授と溝渕監督とのミニトークショーも用意する。

 四宮教授は「誰もがやがて迎える『人生のしまい』や医療とは何かを今一度考える。映画の自然豊かな明日香村の四季の風景に癒やされに来てほしい」と呼びかける。

 開催時間は16時~18時。参加無料。申し込み不要。

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