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奈良・15周年「まほろば円舞会」に元OSKトップスター出演 スペシャル企画も

(左から)キャストのAkihitoさん、桜花昇ぼるさん、Rumikoさん(地元ラジオ局での告知を終えて)

(左から)キャストのAkihitoさん、桜花昇ぼるさん、Rumikoさん(地元ラジオ局での告知を終えて)

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 音楽劇「女帝元明 平城京への道~嫉妬・苦悩・決断・時風に舞い上がれ~」が10月29日、「なら100年会館」(奈良市三条宮前町)大ホールで上演される。主催は「まほろば円舞会」。

昨年の様子

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 記紀万葉をテーマに、西洋と東洋の舞を融合させ創作衣装で舞う音楽劇「万葉ダンスファンタジー」を毎年披露している同会。今年は15周年記念公演で、斑鳩町出身の元OSK日本歌劇団トップスター桜花昇ぼるさんが出演する。

 第1幕で披露する同音楽劇の原作は奥山永見古さんで、演出はRumikoさん。振り付けはLeiさんで、万葉歌指導をおうえさちこさんが担当する。

 元明天皇役のRumikoさんは「今回の役は、リーダーなんて私には無理と思い込み不器用なところが私自身と似ていて思い入れがある」という。藤原不比等役のAkihitoさんは「影の権力者で野心家の不比等をどう表現するか楽しみにしてほしい」と話す。持統天皇・文武天皇・聖武天皇の3役を演じる桜花さんは「万葉ものはOSK時代から大好きで親しみ深い。多くの人に奈良のロマンを感じてもらえる作品」といい「男性演者と同じ舞台で演じる男役は自分にとってある意味挑戦」と意気込む。「男女3役の早変わりも楽しみにして」とも。

 桜花さんの「まほろば円舞会」への出演は、同会のRumikoさんが数年前からオファーし続け実現したという。Rumikoさんと桜花さんの出会いは複合リゾート施設「志摩スペイン村」(三重県志摩市)のダンサー仲間。同施設開業当初の1994年(平成6)、OSKから外部出演していた桜花さんとRumikoさんは1期生同士という。

 オファーに応えて同じく1期生で俳優・小久保びんさんは昨年から、プロダンサー・MyaさんとACCHYさんは今年から同会に参加している。Rumikoさんや桜花さんと共に「志摩スペイン村」を盛り立てた1期生5人が共演する第2幕のスペシャル企画「歌とダンスの夢のコラボレーション」も今回の見どころという。

 開演時間は12時45分。料金は、特別席=3,000円、一般席=1,000円。申し込みはホームページで受け付ける。

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