60以上の映画を上映する「なら国際映画祭 2022」が現在、「奈良市ならまちセンター」など、奈良市内5会場で開催されている。
NPO法人「なら国際映画祭」は、「- STARTING with ZERO -」をテーマに、「なら国際映画祭 for Youth 2022」(9月17日~19日)と、インターナショナルコンペや学生コンペ、カンヌ映画祭2022の短編受賞作品上映などを行う、2年に一度の「なら国際映画祭 2022」で構成する。
「なら国際映画祭 for Youth 2022」は、次世代を担う子どもたちの応援プロジェクトとして夏休み期間を利用して行った、映画作品の配給・宣伝を学ぶ「ユースシネマインターン」と、映画監督を講師に招き中高生が主体となって構想・撮影・編集・上映までを行う「ユース映画制作ワークショップ」の集大成となる。
9月19日は春日大社「感謝・共生の館」で春日大社の花山院宮司と同映画祭エグゼクティブディレクター・河瀨直美さんの対談が行われ、奈良春日野国際フォーラム ~I・RA・KA~に移動し、「同映画祭 for Youth 2022」閉幕と、「なら国際映画祭 2022」開幕の2イベントのつながりを表現したトランジショナルセレモニーが行われた。河瀨さんが制作した映像、歌三味線方の仲村渠達也さんの演奏に合わせて、ユース代表・迎実憂さん、池谷泰一さんと琉球舞踊家の宮城茂雄さんによるコラボダンスが披露された。
「なら国際映画祭 2022」開催に当たり、奈良県内を舞台にした「NARAtive」映画製作プロジェクト2022年作品「霧の淵」プレミア上映舞台あいさつに、出演者の水川あさみさん、三浦誠己さん、堀田眞三さん、村瀬大智監督が登壇した。
9月24日まで。
※本文内容の人名に一部誤りがありました。お詫びして修正いたします(9月22日)