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大和文華館で「雪村とその時代」展 覇気に満ちた雪村の世界へ

(右)呂洞賓図・雪村筆・大和文華館蔵

(左)宮女図屏風(部分)雪村筆・京都国立博物館蔵

(下)本館・建築は芸術院会員の吉田五十八(いそや)によるもの。桃山の建築、海鼠壁(なまこかべ)をイメージさせる外観

(右)呂洞賓図・雪村筆・大和文華館蔵 (左)宮女図屏風(部分)雪村筆・京都国立博物館蔵 (下)本館・建築は芸術院会員の吉田五十八(いそや)によるもの。桃山の建築、海鼠壁(なまこかべ)をイメージさせる外観

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 近鉄グループの文化事業である大和文華館(奈良市学園南1、TEL 0742‐45‐0544)で特別企画展「雪村とその時代」展が11月19日から開催される。

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 「呂洞賓(りょどうひん)図」に代表される同館所蔵の雪村作品全7件に、京都国立博物館所蔵の「琴高(きんこう)・群仙図」など、特別出陳作品3件を加えその魅力に迫る。

 同館学芸部の泉万里さんは「雪村は、16世紀という動乱の時代に常陸に生まれ、禅寺に入って絵筆を執る画僧となり、八十有余年に及ぶ生涯を東国でまっとうした。強靱(きょうじん)な精神力に裏打ちされた、個性的な絵画を数多く残した。本展では、中世禅林の初期水墨画や、雪村と同時代に生き、都で活躍した狩野派などの作品と共に雪村の絵画を展示し、その独創性にあらためて注目する。400年以上たった今も、古びることのない雪村の覇気に満ちた世界を感じてもらえたら」と話す。

 11月28日に講師・嵯峨美術短期大学教授の山本英男さんを迎えて特別講演「戦国画壇の個性派・雪村」を行う。毎週土曜にはスライドによる展覧会解説を同館学芸部が行う。いずれも講堂で14時から、定員は先着順100人。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。料金は一般=630円、高校・大学生=420円、中学生以下無料。12月26日まで。

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