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なら100年会館で「まほろば円舞会」が音楽劇など多彩なステージ

これまでの公演の様子

これまでの公演の様子

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 「まほろば円舞会」が11月28日、「なら100年会館大ホール」(奈良市三条宮前町、TEL 0742-34-0100)で「The Moonlit Dawn ~額田王(ぬかたのおおきみ)物語~」を公演する。

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 主催する「NPO法人 まほろば円舞会」は2009(平成21)年、平城遷都1300年祭のプレイベントで、天平(てんぴょう)衣装を着てワルツ(円舞)を踊る企画をきっかけに生まれた団体で、毎年万葉集をテーマに西洋と東洋の舞を融合させ創作衣装で舞う音楽劇「万葉ダンスファンタジー」を披露している。

 「2021まほろば円舞会」の第1幕として披露される同作品は、原案を奥山永見古さん、脚本を大和美桜さん、演出をRumikoさん、振り付けをLeiさんが担当する。女優・大和美桜さんの歌の朗唱とナレーションがイメージをかき立て、ダンス・音楽を織り交ぜ喜怒哀楽を表現する。

 ストーリーは「和歌の才能に優れた額田王を懸けて兄弟である天智天皇と大海人皇子が争うが、間もなく天智天皇が崩御し、その後「壬申(じんしん)の乱」が勃発。大混乱の行く末いかに」というもの。

 同NPO理事長の上亟(うえじょう)明さんは「壮大なストーリー『壬申の乱』へのくだりや、額田王の美しく凛(りん)とし、力強く生き抜いた女性のストーリーを楽しみにしてほしい」と意気込む。

 第2幕は「一般参加のステージ」が行われ、生涯学習として学ぶ一般参加の子どもや高齢者、障がい者が一堂に集う。「樟蔭中学高校ダンス部」のゲストステージや「まほろばクインテット」の演奏に乗せてバレエや社交ダンスなどが行われる。

 開演時間は13時~16時30分。観覧料は1,000円。チケット申し込みは同会ホームページで受け付ける。

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