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奈良の「追分梅園」観梅会 地域の人の手で再び多くの花芽

満開の頃の梅園の様子

満開の頃の梅園の様子

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 「暗(くらがり)峠奈良街道」沿いの「追分梅園」(奈良市大和田町)で2月27日から、観梅会が開催される。

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 「暗峠奈良街道」は奈良(平城京)から生駒山を越えて大阪(難波)に至る道。同梅園は矢田丘陵北端に位置し、4ヘクタールの斜面に主に4種(白梅・足利・淋州・鶯宿)の梅の木、約700本が植えられており、白やピンク色の花を咲かす。

 同園は、1967(昭和42)年に開園し、当時は数千本の梅が植えられ名所になっていたが、20年前に2千本もの梅が枯死するアクシデントに見舞われ一時休園していた。地域の人々が、土地改良や梅の若木の植樹等の努力を重ね、数年前から観梅会を再開していた。

 今年はコロナ禍によりこれまでのような売店出店はないが、同園隣りの広場「追分パーク」にはベンチやテントを設け、弁当を食べたり休憩したりできる。遠く東に連なる青垣の山々と奈良の町を見下ろす眺望も楽しめる。

 主催する奈良追分コミュニティ代表理事の大石正さんは「若木もようやくたくさんの花芽を付けるようになった、馥郁(ふくいく)たる梅の香りを楽しんでほしい。広場では間もなく菜の花や大和橘の新芽も顔をのぞかせる」と話し「遮るものもない大空の下、観梅や眺望で心も体もリフレッシュしてほしい」とほほ笑む。

 開園時間は10時~15時。入園無料。3月14日まで。

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