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新大宮で地域食堂 子どもたちがフードロス野菜でカレー作り振る舞う

前回の様子

前回の様子

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 パン店「cojikanopanya(こじかのぱんや)」(奈良市芝辻町4、TEL 0742-93-3513)で3月16日、地域食堂「新大宮cojika食堂」が開かれる。

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 同店は、地域の子どもたちの学習習慣を支える場所として子ども食堂「宿題カフェ」を開いているほか、同カフェを利用している子どもたちが、障がい福祉施設の利用者や地域の高齢者らと共に市場の規格外野菜を有効活用しカレーライスを作り地域の人に無償で提供する地域食堂も1月から始めた。食堂企画は今回で3回目。毎回150食を振る舞い、好評を得ているという。

 地域食堂では、奈良中央卸売市場から寄付された、形がふぞろいなどの理由で本来処分される規格外野菜(不要野菜)を使っている。同店代表の石塚洋平さんは「子どもたちと調理していると『形がおかしいね。でも皮をむいて切れば同じ野菜だから食べられるね』と話をする。食材のありがたみを一緒に学んでいけたらうれしい」と話す。

「今は手探り状態なのでカレーライスだけだが、ゆくゆくは定食もやっていきたい」とし、「これからも地域とのつながりや障がいに対する理解、食育、フードロスなどの課題解決に取り組んでいきたい」と思いを込める。

 開催時間は12時~14時(なくなり次第終了)。参加無料。

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