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東大寺で「なら国際映画祭」開幕 声明響くレッドカーペットに俳優陣ら

特別参加映画「北のほうへ」エクゼクティブプロデューサーのセオドール・ミラーさんとモデルのアンミカさん夫婦

特別参加映画「北のほうへ」エクゼクティブプロデューサーのセオドール・ミラーさんとモデルのアンミカさん夫婦

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 河瀨直美監督がエグゼクティブディレクターを務める「第6回なら国際映画祭2020」が9月18日、ユネスコ世界遺産・東大寺(奈良市雑司町)で開幕した。

大仏殿での様子

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 レッドカーペットは東大寺の中門から大仏殿の参道に敷かれ、日没後の19時より、時折降り注ぐ雨とおごそかな声明(しょうみょう)が響く中、俳優陣や関係者らが大仏(盧舎那仏)の前に進み静かに祈りを捧げた。

 同映画祭アンバサダーの斎藤工さん、特別顧問の加藤雅也さん、2018(平成30)年に学生部門で審査員を務めたほか、製作から6年越しに公開された「二人ノ世界」主演の永瀬正敏さん、土居志央梨さん、写真家のレスリー・キーさん、審査員として映画監督の行定勲さん、脳科学者の中野信子さん、女優の渡辺真起子さん、スペシャルゲストとしてギタリストのMIYAVIさん、特別参加作品「北のほうへ」エクゼクティブプロデューサーのセオドール・ミラーさんとモデルのアンミカさん夫婦、俳優の和田正人さん、秋山真太郎さんらが参加した。

 春日野園地特設ステージではオープニングセレモニーが行われ、「次世代の育成」をコンセプトに掲げる同映画祭にふさわしく、DJ世界最年少チャンピオンの記録(12歳)を保持する現在15歳のDJ RENAさんによるDJプレー、ユースシネマプロジェクトより迎実優さんによるダンスに加え、融通念仏声明研究会の声明と、映画音楽も手掛ける映像作家・高木正勝さんによる映像とのコラボレーションによるパフォーマンスなどを披露。新たに加わるアンバサダー永瀬正敏さんには、斎藤工さんからアンバサダーバッジが贈られた。

 22日まで市内5会場で、世界初上映8作品、日本初上映27作品を含む全52作品を上映する。プログラムの一部はオンライン上映(有料)。上映後のゲストトークセッションのライブ配信も行う。チケット情報は公式サイトで確認できる。

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