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平城宮跡で星空上映会 「懐かしの映画」上映、次世代に映画文化継承図る

河瀬直美さん(右)とユース映画制作ワークショップ参加者

河瀬直美さん(右)とユース映画制作ワークショップ参加者

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 「なら国際映画祭プレイベント2019 星空上映会~子どもたちへつなぐ心と文化~」が5月25日・26日、平城宮跡歴史公園(奈良市二条大路南3)「朱雀門ひろば」で行われた。

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 25日は映画「幽幻道士」、26日は映画「ストリート・オブ・ファイヤー」が上映され映画ファンらでにぎわった。

 主催する「NPO法人 なら国際映画祭」が 2年に一度開催するなら国際映画祭(次回は2020年9月)のプレイベントとして「ソロシンガーLeolaのステージ」「EXPGエンタテイメントショウ」「関西文化芸術高等学校のパフォーマンス」などを行った。 

 ユース世代への映画製作の場の提供にも力を注いでおり、映画監督や製作に携わる仕事に夢を持つ学生のために、映画制作ワークショップを夏休みに開講していることから、昨年のユース映画制作作品「ディア・Reina」「向こう側に」も上映された。

 なら国際映画祭エグゼクティブディレクターで映画監督の河瀬直美さんは「若い世代の人たちに『何ごとも自分の場所に根を下ろし掘り下げることを大切にすることで、やがて世界につながる』ということを伝えていきたい。私もそうしてきたからこそ、カンヌをはじめ、世界の人々に見ていただける映画ができた。次の世代に映画文化をつないでいく役目を果たしたい」と話す。

 「ユース映画制作ワークショップ」詳細は「なら国際映画祭」ホームページなどで発表する。

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