鴻ノ池陸上競技場で9月20日、JFLセカンドリーグ第9節が行われ、奈良クラブは横河武蔵野FCに1対0(前半0対0)で勝利した。
この日の入場者数は2445人。6月7日に橿原公苑陸上競技場で行われたファーストステージ第15節で記録した2005人を大幅に上回る2445人を動員し、スタジアムにサポーターの声援が響いた。試合前には、映画作家の河瀬直美さんが始球式を行い会場を盛り上げた。
前半は、奈良クラブシュート数2本、横河武蔵野FCは3本とこう着した試合展開で0対0のまま迎えた後半戦、奈良クラブのシュート数1に対して横河武蔵野FCは6と奈良クラブは攻め込まれるもゴールを死守。80分にPKのチャンスを堤隆裕選手が決めて1対0で勝利した。
ヒーローインタビューで堤選手は「昇格を諦めていない。残り全部勝って昇格に向けて頑張りたい」と意気込み、試合後中村敦監督は「攻撃で苦労した。あとちょっとのところを決めることができないのが課題。この勝利は大きい。チームも前向きになれる」と話した。
次戦は、10月4日に栃木県で「栃木ウーヴァFC」と対戦、次のホーム戦は、10月18日に橿原公苑陸上競技場で「FCマルヤス岡崎」と対戦する。ほかにも奈良県代表として「紀の国わかやま国体」にも出場する同クラブ。9月27日に行われる1回戦は、新潟県と対戦する。