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奈良・写真美術館で「花と造形」-美を追求した作品を展示

「うめ」(写真左)と「造形」

「うめ」(写真左)と「造形」

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 入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良市高畑町、TEL 0742-22-9811)で現在、企画展「花と造形」が開かれている。

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 奈良大和路や仏像を生涯のテーマとして撮り続けた入江泰吉。しかし晩年は「万葉の花」の撮影に時間を費やすことになった。そのきっかけになったのが、晩年の一時期に取り組んだ造形だった。「自然造形にこそ美の根源があり、そこから芸術が生まれ育った」と考えた入江は、木の根や川原石に彩色を施すなどして美しく見せるための方法を探ったという。

 入江泰吉のたどり着いた美の世界観を表現した作品143点(造形=43点、花=100点)を展示。

 開館時間は9時30分~17時。月曜、4月30日、5月7日は休館(5月5日は開館)。入場料は、一般=500円、高校生・大学生=200円、中学生以下=100円(小・中・高生は毎週土曜無料)。毎月第2・4土曜日は学芸員による作品解説も行う。6月29日まで。

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