奈良県魚食普及協議会は9月10日、近鉄奈良駅前の行基広場で「塩サンマ」の無料配布を行った。
今が旬のサンマを味わってもらい魚の良さを知ってもらうことを目的に実施。当日は配布開始予定の14時には多くの行列ができ、人がこれ以上増えると危険、駅の乗降者に迷惑がかかると主催者の判断で予定より10分早い13時50分から配布をスタート。
配布開始後も人の列は伸びていたが、約20分で用意した800人分・1600匹のサンマの配布は終了した。市内在住の主婦(70)は「100歳になる母に旬のサンマを食べさせてあげたい。長生きできそう」と話していた。
同協議会は今月28日、奈良県中央卸売市場内(大和郡山市)で焼きサンマの配布を行う。1匹につき50円を徴収する。集まったお金は全額、赤い羽根共同募金に寄付する。