奈良公園一帯で8月5日、2万本以上のろうそくで古都奈良の夏夜を幻想的に彩る「なら燈花会(とうかえ)」が始まった。
1999年から行われ今年で14回目。浴衣姿のカップルや家族連れなどの姿が多く見られた。日が暮れるにつれ、幻想的な空間が浮かび上がり、この日は、「なら燈花会ほのあかりライブ」でハープの演奏が行われ、心地いい音楽が会場のロマンチックなムードを高めた。
会場は浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池、五十二段、興福寺、奈良国立博物館前、春日野園地のほか、13日・14日は東大寺、14日は春日大社の参道でも行われる。ほのあかりライブは、11日(イーゼル芸術工房)・12日(サクソホン演奏・Doux Quartet)も開かれる。
点灯時間は19時~21時45分。今月14日まで。