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「なら燈花会」始まる-ろうそくの柔らかい光で幻想的に

奈良を幻想的に照らす「なら燈花会」春日野園地の様子、写真奥は東大寺の大仏殿(2012年8月5日19時51分撮影)

奈良を幻想的に照らす「なら燈花会」春日野園地の様子、写真奥は東大寺の大仏殿(2012年8月5日19時51分撮影)

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 奈良公園一帯で8月5日、2万本以上のろうそくで古都奈良の夏夜を幻想的に彩る「なら燈花会(とうかえ)」が始まった。

浮雲園地の様子

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 1999年から行われ今年で14回目。浴衣姿のカップルや家族連れなどの姿が多く見られた。日が暮れるにつれ、幻想的な空間が浮かび上がり、この日は、「なら燈花会ほのあかりライブ」でハープの演奏が行われ、心地いい音楽が会場のロマンチックなムードを高めた。

 会場は浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池、五十二段、興福寺、奈良国立博物館前、春日野園地のほか、13日・14日は東大寺、14日は春日大社の参道でも行われる。ほのあかりライブは、11日(イーゼル芸術工房)・12日(サクソホン演奏・Doux Quartet)も開かれる。

 点灯時間は19時~21時45分。今月14日まで。

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