奈良出身演歌歌手・川井聖子さんが3年半ぶりの新曲「螢子-ほたるこ」

奈良市観光大使で演歌歌手の川井聖子さん(奈良・西大寺本堂前で撮影)

奈良市観光大使で演歌歌手の川井聖子さん(奈良・西大寺本堂前で撮影)

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 奈良出身の演歌歌手で、奈良市の観光大使を務める川井聖子さん(31)が5月23日、マキシシングルCD「螢子-ほたるこ」(発売元=フリーボード)を発売した。

CDを手に川井聖子さん

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 奈良生まれ奈良育ちの川井さん。大学生だった2001年4月に「絹の道/あなたとなら大和路」(日本クラウン)でデビューし、今年で11年目。前作「迎え傘/汐(しお)鳴りの海岸・風の宿」(2008年10月発売)から約3年半ぶりの新曲となり4作目となる。

 カップリング曲の「わすれ舟」と共に、作詞=仁井谷俊也さん、作曲=影山時則さん、編曲=南郷達也さん。「螢子-ほたるこ」は川井さん初となる男言葉で歌う男歌。今月27日には、「なら100年会館」で新曲披露イベントも行い、すでにカラオケで歌う人もいるなど評判も上々の様子だ。

 川井さんは幼いときから演歌を聴いていたといい、小学生のときに美空ひばりさんの追悼番組をテレビで見てくぎ付けになるほどの衝撃を受け、それからは演歌一筋。コンテストに出たことをきっかけに18歳でスカウトされてデビューを果たした。

 デビュー当時から観光大使になりたいと思っていたという川井さん。奈良少年刑務所の慰問を続けるほか、今年2月には念願かない奈良市に観光大使を委嘱された。現在は、キャンペーンなどで全国各地を飛び回る際に奈良のPRもしっかりと行う。これからの夏・秋の季節、奈良の「おすすめ」は「燈花会(とうかえ)」などの「明かりを使ったイベント」と川井さん。幼いころの遊び場だった「ならまち」も好きだという。

 演歌の魅力はファンの温かさという川井さんは「3年半ぶりの待ち焦がれた新曲。初めての男歌である意味では勝負曲。北海道から九州まで奈良をアピールして、私と奈良を知ってもらえるよう頑張っていきたい」と意欲を見せる。

 夢はNHK紅白歌合戦出場。「自分の個性を育み、自分に厳しく、謙虚に頑張れるように」との思いを胸に芸道一代、演歌一筋に女の花道を進む。

 価格は1,200円。CDショップのほか、iTunesなどでダウンロード販売も行う。7月20日に「シェラトン都ホテル大阪」(大阪市天王寺区)でディナーショーも予定。詳細は決まり次第ブログなどで掲載する。

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