奈良県立図書情報館(奈良市大安寺西)は3月3日、奈良先端科学技術大学院大学総合情報基盤センターと相互協力協定を結ぶ。これにより同館で奈良先端大附属図書館の資料を借りることができるようになる。
利用者は、同館で同大学図書館の蔵書を検索できるようになり、情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学など専門的な学術資料を同館で借りることができる。貸し出し期間は、他の図書と同様に2週間だが延長はできない。今後は、同大学が作成した電子図書も同館で利用できるようになる予定。
同館ではこれまでに、利用者の利便性向上のため、奈良産業大学図書館、奈良女子大学附属図書館、奈良教育大学学術情報研究センター図書館、奈良県立大附属図書館と連携を行っている。
同館調整員の乾さんは「特色のある資料や情報をうまく使っていただき役立ててもらえれば」と話す。
利用の開始は、同日14時から同館で開かれる協定締結式が終了してから。