吉野材の魅力引き出して-奈良県が賞金100万円のデザインコンペ

吉野材を使った「暮らしの道具」デザインコンペのポスターイメージ

吉野材を使った「暮らしの道具」デザインコンペのポスターイメージ

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 奈良県は、吉野材の魅力を再発信しようと吉野産のスギ・ヒノキを利用した「暮らしの道具」のデザインコンペを実施する。

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 ハートツリー(東京都千代田区)が奈良県から受託し、南都銀行と同行が吉野の林業の活性化や森林保全を目的にCSRの一環として支援を行っている「Yoshino Heatプロジェクト」の協力で行うもの。

 同行は、これまでに「せんとくん」のイラストが描かれたはし袋の配布や、吉野の間伐材チップを活用した紙を冊子やポスターなどに利用するなど吉野材のPRを行い、割りばしや紙の需要開拓に成功した。今回は、最優秀賞の賞金100万円と数人の優秀賞に振り分けられる60万円を提供する。

 吉野材は年輪幅が細かく無節で強度が高いなどの特徴があるといわれ、デザインでは吉野材の特徴を生かし、吉野材や奈良県の精神的背景が感じられるものを求めている。

 選考は、1次・2次審査で10点ほどに絞り、実際に作品を製作して来年3月中旬に最終審査を行う。作品は、「量産が可能なもので未発表作品に限り、市場性のあるもの」としている。入賞作品は商品化を予定する。

 応募方法は、ハートツリーのホームページで確認できる。応募締め切りは12月3日。

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