平城遷都1300年祭への理解を深めようと奈良交通のバスガイドが1月27日、平城宮跡で研修を行った。
研修は、同祭の理解を深めて「よりよいおもてなしを」と実施したもの。通常、同社では研修を行うのは入社4年目までだが、今回は日を分けて131人のバスガイド全員が受講する。
この日は29人が参加。同祭を記念して昨年10月、16年ぶりに一新された新制服を身にまとったガイドらは、4月24日からさまざまな催しが開かれる平城遷都1300年祭のメーン会場となる平城宮跡を訪問。朱雀門や第一次大極殿、現在復元工事が進む遣唐使船などを巡り真剣な表情で説明に聞き入りメモを取るなどしていた。
入社11年目の石川路子さんは「想像力をかき立てるようなガイドをしたい」と意欲をみせる。今後、得た知識を生かしてそれぞれのガイドに生かしていくという。