奈良・元興寺で地蔵会万灯供養 石仏が灯明に照らされ幻想的に

灯明で照らされる石碑や石仏(8月23日18時45分ごろ撮影)

灯明で照らされる石碑や石仏(8月23日18時45分ごろ撮影)

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 元興寺(奈良市中院町)で8月23日、「地蔵会万灯供養」が営まれた。

水塔婆供養の法要の様子(8月23日18時45分ごろ撮影)

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 1948(昭和23)年に復興した同法要。17時から家内安全や子どもたちの健やかな成長を願い国宝・極楽堂で「地蔵尊供養」、続いて境内の浮図田(ふとでん)で「水塔婆供養」が営まれた。

 その後、油を入れた灯明皿にイグサの灯心を浸して火が次々と入れられると約2000基の石碑や石仏が幻想的照らし出され、参拝者らは石仏に手を合わせて無病息災などを祈った。

 そのほか極楽坊本堂では、著名人なども奉納する書画が描かれたあんどんが飾られる。

 24日まで。

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