JR奈良駅東口の奈良市総合観光案内所前広場で10月26日、マイケル・ジャクソンの「スリラー」に合わせて世界同時刻にダンスする「THRILL THE WORLD(スリルザワールド)」が開かれる。
同イベントは、2006年にカナダのトロントで行われたのが始まり。マイケル・ジャクソンが亡くなった2009年には33カ国から2万2000人以上が同イベントに参加したものの、ここ数年は世界的にも国内でも参加者数が減ってきているという。
今年、日本からは奈良県と鳥取県の2カ所が参加を表明。マイケルの低迷期である2006年に始めて開催された同イベントに感銘したというのは主催する「マイケル・ジャクソンダンストリビュート奈良」の代表・奥本雅史さん。これまでに2010年と2012年に参加。奈良県立美術館前で行なわれた2012年は、早朝4時開始であいにくの雨天にもかかわらず21人が参加し、早朝にゾンビ姿の参加者がダンスする異様な光景に多くの観衆も集まった。
当日は、思い思いのゾンビコスプレで約20人が参加予定。8月から「カッコよく踊る」ことを目標に月2回の練習をしてきたという。
奥本さんは「世界に向けて発信したいと思いここまで頑張ってきた。一人でも多くの方に来て、見て、何かを感じ取ってほしい」と意気込む。
開始時間は7時から。