日本の昔話テーマに「ミニチュアクレイアート展」-香芝の作家作品展示

小さな人形が昔話の世界を織り成す「ミニチュアクレイアート展」

小さな人形が昔話の世界を織り成す「ミニチュアクレイアート展」

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 文具雑貨&ギャラリーカフェ「文晃堂」(葛城市當麻)で2月14日から、香芝市在住で人形作家の安田博子さんが手掛けた、昔話をテーマにした小指の先ほどの小さな人形展「ミニチュアクレイアート展」が開催されている。

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 会場では、樹脂粘土と和紙などを使って作り上げられたクレイアート作品約40点を展示。手作りの人形10体が表情豊かに織り成す世界は、桃太郎や花咲かじいさん、浦島太郎などの日本の昔話をはじめ海外の童話の世界も表現する。瓶の中や古布を使用した背景や、木材の切れ端を舞台に利用するなど、廃材を使った人形は、目を凝らして見れば見るほど飽きない楽しみがある。

 大和高田市から訪れた小西善男さんは「見る角度によって表情も主役も、物語の流れも変わるのが楽しい」と話し、東京から訪れたオーストラリア人のラール=カントルロペズさんは「細かい手作りで、どうでもいい捨てられるものが面白いものになっている。エコも意識しているのかな」と熱心に見入っていた。

 安田さんは「フィギュアやドールハウスとは違う、小道具からすべて手作りのところを見て、驚いてほしい」と話す。

 営業時間は10時~20時。入場無料。今月22日まで。

 また、同21日10時からは、貝殻を使ったお雛さま作りの体験教室も開講する。定員20人。参加費=2500円。のりとはさみを持参。

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