やまと郡山城ホール（大和郡山市）で10月13日、「第32回女王卑弥呼コンテスト」が開かれ、第32代女王卑弥呼に大和郡山市在住の大学2年生の住岡奈恵さん（20）が選ばれた。

　当日は、舞台上で14人を自己PRや一問一答などで審査。協賛する地元企業や会場から選ばれた一般審査員が審査した結果、女王卑弥呼に住岡さん、準女王卑弥呼に三郷町の山崎愛さん（20）、田原本町の櫻井千浩さん（21）が、それぞれ選ばれた。

　初めて応募したという住岡さん。「温かみのある古い町並みが好き。金魚が減っているので金魚を守っていきたい」と目を輝かせた。

　準女王に選ばれた山崎さんは「大和郡山には見どころがたくさんある。郡山城跡の桜をPRしたい」。櫻井さんは「昔さながらの城下町を外国にもPRしていきたい」と、それぞれ話していた。

　3人は今後1年間、大和郡山市のPR活動を行っていく。同コンテストは、奈良県在住・在勤・在学の18歳以上の女性であれば誰でも応募することができ、既婚者も応募可能。