奈良県代表として第92回天皇杯全日本選手権に出場する奈良クラブは9月2日、橿原公苑陸上競技場(橿原市)でアミティエSC(京都)と対戦し2対1(前半0対1)で逆転勝利した。2回戦は9月8日、「キンチョウスタジアム(長居球技場)」(大阪市東住吉区)でJ1の「セレッソ大阪」と対戦する。
奈良県代表として4年連続で天皇杯に出場する同クラブの1回戦突破は2009年以来。試合は、前半にアミティエSCに先制点を許し1点を追うかたちで折り返した後半戦、橋垣戸光一選手が49分と81分にゴールを決め逆転勝利した。
監督兼GMの矢部次郎さんは試合を振り返り「早い時間に点を取られたが選手には『慌てるな、落ち着いて』と声を掛けた。落ち着いて90分プレーしたこと、1000人以上のサポーターが集まり会場が一体となったことが後押ししてくれたことで勝利につながった」と話す。
次戦については「いろんな部分で先を行っているチーム。サッカーが好きな情熱は負けていないということをピッチで表したい。奈良県代表として堂々と戦いたい」と意気込む。
2回戦のキックオフは13時。チケットは前売り、指定席SS席=3,500円、S席=2,500円、SA席=2,000円、自由席は、一般=1,500円、高校生=1,000円、小中学生=800円。チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、イープラスなどで販売している。