奈良県フラワーセンター(大和郡山市、TEL 0743-59-0075)で見頃を迎えた水生植物が涼しさを演出し来場者を楽しませている。
2つの泉水(せんすい)(縦2メートル×横6メートル)にスイレンやポンテデリア、アサザなど7品種約60鉢を展示しているほか、コイや金魚、メダカも飼育展示。
アサザは、鮮やかな黄色でかれんな花を咲かせるが、朝に咲き昼にはしぼみ、しかも朝の気温が20度以上にならないと咲かず、なかなか見ることができないことから「幻の花」とも言われている。
同センターの棚田さんは「水辺のすがすがしい花と、自由に泳ぐメダカや金魚を見て、涼しさを味わってもらえれば」と話す。
アサザの開花は10時ごろまで。見頃は7月下旬まで。7月18日からは「面白い花」をテーマにした花の写真展も開く。
開園時間は9時~16時30分。入場無料。