ならまちセンター(奈良市東寺林町)で4月9日、ニューヨーク在住のアートを愛する夫婦の姿を描いたドキュメンタリー映画「ハーブ&ドロシー」の佐々木芽生監督のトークショーが開かれる。昨年10月に行われた「奈良アートプロム2010」の報告集発行を記念したもの。
「奈良アートプロム2010」は昨年10月2日~11日、県内約90カ所の会場で130組約200人の作家が展覧会を開いたアートイベント。報告集は会場の様子や作家などを写真などで掲載。販売は500部限定。価格は700円。
当日は、佐々木監督が「アートと愛のある生活」をテーマに、同作品のダイジェストムービーを交えながらトークを繰り広げる。
主催する「ならそら実行委員会」代表のやまもとあつしさんは「豊かな生活とは、幸せって何だろう、と思う人に何かヒントになるのでは」と話す。やまもとさんは「県庁所在地に映画館がない奈良でも、いい映画があり、見る人がいればそこが映画館になる」との思いで、同作品をカフェや空き家、学校などで上映会を開く個人や企業を募集している。
開演は15時。入場無料。