葛城市のマスコットキャラ「蓮花(れんか)ちゃん」は、東日本大震災が発生した3月11日から自身のツイッターやブログで災害関連の情報を発信している。被災者の安否確認を呼びかけたツイートでは、「その人と連絡がつきました。本当にありがとうございました」などと感謝の声が寄せられた。
ツイッターでは、2,400以上のフォロワーがいる蓮花ちゃん。フォロワーの所在地も全都道府県にいるということから蓮花ちゃんは「何ができるか、何かできることは」と考え、11日の夜に「地震関係ツイート希望の方はDMで」と呼びかけた。
翌12日には、義援金募集開始のお知らせや、献血の呼びかけなどをブログに掲載。RT希望者の中には、安否確認の情報もあり「昨夜、仙台市在住の人探しのRTをお願いした者です!無事、その人と連絡がつきました!!!本当にありがとうございました(;ω;)心から感謝です。そして、休日勤務に残業、お疲れさまでした(^_-)☆代休もらってね(^m^) 状況が落ち着いたら、葛城市に蓮花ちゃんに会いに行くね!! 」とブログのコメント欄にお礼の言葉もあった。
14日には、ホワイトデーのお返しを渡そうと蓮花ちゃんの元に奈良のキャラたちが集まったが、「その分を義援金に回してほしい。お気持ちだけで」と断ったという。
同市でも乾電池やトイレットペーパーなどが売り切れる状態になっていたことから、22日には「そんなに必要ですか?買いすぎをお控えください。分け合う気持ちを大切に!」と買い占めを控えるように訴えるポスターも作成し、無償で提供している。