農業1日体験メニュー「農業せんと」-天理の手作り工房が参加者募集

農業1日体験メニュー「農業せんと」パンフレット

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 天理の手作り工房「木の子村」は1月25日から、農業体験を通して県内農産物への興味を持ってもらう農業体験メニュー「農業せんと」を始める。毎月1回開催の年間プログラムで、現在初回の参加者をホームページで募集している。

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 農業せんとは、雄大な大自然に囲まれた大和高原を舞台に、里山散策や春野菜の収穫、イチゴ狩り、古代米の田植え、秋には稲刈りにサツマイモの収穫などが体験できるプログラム。奈良県産の農産物・水産物を利用した新商品・サービスの開発に取り組むプロジェクトとして、奈良県の新商品・サービス開発事業にも選ばれている。

 田畑・里山へのエコツーリズムを案内する「木の子村」は、天理市上仁興に建てられた山小屋を中心に、同市と桜井市にまたがる里山の手入れ、炭焼きや農業などの野良仕事などを楽しむ「村人」たちの集まり。里山自然体験や農業体験、ネイチャークラフトなどを実施しており、海外の観光客にも農業体験の場を提供するなど、好評を博している。

 今年、初の年間プログラムとして取り組む「農業せんと」には、「食生活の昔からの基盤は里山と農業。まずは農業をせんといかん」といった思いが込められており、毎月さまざまな体験プログラムを提供する。月ごとの参加が自由で、畑などで取れたての食材をふんだんに使った昼食も用意する。

 同プログラム担当者は「子ども供たちに農業を楽しんでもらいたいのはもちろん、仕事に疲れた人、土を触りたくなった人など広く参加してほしい」と話す。

 今月25日に開催するのは「しいたけ植菌体験」。9時30分に近鉄天理駅に集合し、解散は15時ごろを予定。昼食は「たっぷり野菜のあったか鍋」で、お土産も付く。「持参物」は、「防寒具、軍手、山歩きの用意、保険証、参加費、それと笑顔、冒険心、夢1つ」(同工房)。参加費は、大人=3,000円、小学生以下=1,500円。家族2人目からは1人につき1,000円割引。詳細はホームページ確認することができる。

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