住宅ひしめく奈良市六条西に11月22日、「ろくじょう西整骨院」(TEL0742-44-9991)が開院する。
大阪で整骨院に勤めていた岡本純一さんが独立し、地元奈良を元気にしたいなどの思いから奈良での開院を決意。清潔感漂う院内には、「元気を与えられる色を」とオレンジを基調とした施術台などが並び、従来の機器より患者への負担が少ないという、最新の腰のけん引機も導入する。
野球名門校出身の山田誠治さんの協力もあり、スポーツ外傷の治療を得意とする同院。歩き方の指導や、野球であれば投げ方の指導など患者の立場に立ったアドバイスも行う。
大阪では整骨院が密集していたこともあり、本来のけがを治すといった治療から離れ、美容などの施術を行うことが多かったといい、「僕らにできることは治療。原点に戻って」と2人は意気込む。
「試合当日の朝にテーピングをした子どもが『試合に勝ったよ』と報告してくれたことがうれしかった」話す岡本さん。試合に行く前にテーピングなどが行えるようにと、土日も営業する。
岡本さんは「地域密着で、地元の住民が相談事で気軽に寄れるような親しみある院を目指し、一人でも多くの人を笑顔にしたい」と意気込み、山田さんは「患者が何を求めているかを理解し、それに応えていきたい」と話す。
営業時間は8時~13時、16時~20時(土曜・日曜の午後は休み)。祝日定休。