古都の夜空に浮かぶ「大」の字-世界平和願い「奈良大文字送り火」

古都の夜空に浮かびあがった「大」の字、平城宮跡で(写真手前は朱雀門)2010年8月15日20時8分撮影

古都の夜空に浮かびあがった「大」の字、平城宮跡で(写真手前は朱雀門)2010年8月15日20時8分撮影

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 古都奈良の夜空を焦がす「奈良大文字送り火」が8月15日、高円山(奈良市白毫寺町)で行われ、市民は夜空に浮かび上がった「大」の字に平和を祈った。

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 戦没者慰霊と恒久平和を祈る火の祭典として1960(昭和35)年から始まったもので、18時50分から奈良公園内の飛火野に設置された特設会場で慰霊祭が行われ、県出身の戦没者2万9,243人の英霊を供養した後、20時から火床に火が入れられると、古都の夜空に徐々に「大」の字が浮かび上がった。

 奈良の大文字送り火は、字の第1画が109メートル、第2画が164メートル、第3画が128メートルあり日本最大級。

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