「街に美少女を増やそう」をコンセプトに地域ごとに制作されているフリーペーパーの写真集「美少女図鑑」が12月15日、奈良で発行されることが決まった。
「美少女図鑑」は、2002年に新潟で初めて発行され、発行部数の少なさや市場に出回る期間が短いため「幻のフリーペーパー」とも呼ばれるなど全国で話題を集めている。東京都を除いて現在、発行していない都道府県は奈良県と秋田県のみ。
モデルには地元の一般女性を起用し、地域の街並みをロケーションに写真撮影を行い、ヘアメークやファッションスタイリング、撮影、編集製作など、すべて地元のクリエーターが運営する。
「奈良美少女図鑑」の発行元はアニメーションなどさまざまなコンテンツの企画・制作・輸出を手がけるジャパンコンテンツ(東京都渋谷区)。大和郡山市出身のスエナガタカシさんがプロデュースを手掛ける。
スエナガさんは「大阪まで行かなくても、奈良でおしゃれも買い物も遊びも楽しめるようなワンストップ化を図り、地域活性化に貢献できれば」と話し、「(歌手デビューや女優デビューなど)奈良の若い女の子が夢をみることのできるようなアウトプットの仕組み作りたい」と意気込む。「奈良発のファッショントレンドを作り発信していきたい」とも。
8月22日には、奈良ビブレ(奈良市小西町)で公開カメラテストを予定。当日の飛び込み参加も可能で、モデルに年齢制限はなく応募はホームページで受け付ける。
発行は年2回。発行部数は2万部。サイズはA5。65~80ページ(フルカラー)。創刊号ではモデル約20人の起用を予定する。公開カメラテストは13時~。