平城遷都1300年祭のメーン会場となる平城宮跡会場で4月24日の会場オープンに合わせて、復元された第一次大極殿のライトアップが行われている。
同祭の開催で日中は観光客でにぎわう平城宮跡だが、日没後は人もまばら。会場内に新しく設置された踏切の警笛が響く以外は、これまでと同じような静かな平城宮跡の顔を取り戻す。静寂に包まれた広大な敷地の中、ライトアップされた大極殿と朱雀門が暗がりに幻想的に浮かぶ。
文化庁によると、大極殿のライトアップは5月9日までを予定しているが、通年点灯されている朱雀門のライトアップに合わせて延長を検討しているという。