奈良県立図書情報館(奈良市大安寺西、TEL 0742-34-2111)で11月7日、同館の屋上から秋の星座や木星を観測する「秋の星座展望会」が行われる。
主催は、宇宙教育実践活動を通して、いのちの大切さを基盤とした「好奇心」「冒険心」「匠の心」を備えた明るく元気で創造的な子どもたちを育てる活動を行っている日本宇宙少年団・大和まほろば分団。
当日は18時から、同館1階の交流ホールで、同団の井上信一分団長や三井啓子天文担当リーダーによる天体望遠鏡の使用法や星座早見表の見方、秋の星座解説などのミニ講義の後、18時45分から同館の屋上に上がり、本格的な天体観測でも使用する大型の望遠鏡1台と、4センチサイズの望遠鏡を使い、木星やガリレオ衛星などを観測する。おうし座流星群を見ることができる可能性もあるという。同館屋上を開放するのは初めて。
「奈良の星空を楽しんでもらえれば」と三井さん。事前申し込みは不要。当日の先着順で、定員20人(親の付き添い可能)。気象状況により観望できない場合はスライド上映会を行う。