クラシックカーとヨーロピアンカーによるラリーイベント「NCCR 2009 NARA」が4月26日、開催される。奈良での開催は今回で4回目。クラシックカーやスーパーカーなどの名車が古都奈良を駆け巡る。
同イベントは、若者を中心に車離れが進む中、「自動車は文化と広い世代の人が夢を持てるような車を見て、車好きになるきかっけになれば」と企画されたもの。主催するNCCR実行委員会のあるツーアンドフォー(大阪府大阪市)は、奈良県在住の社員が多いことから「地元の奈良を盛り上げたい」との気持ちも込める。
当日は、9時31分に奈良国立博物館をスタート。帝塚山大学のキャンパス内を走行し学生らに車の魅力をアピールした後、JAF全日本選手権が行われている名阪スポーツランドを訪問。村を挙げて同イベントにわく宇陀郡曽爾村を経由し、桜井自動車教習所を訪れ安全運転の啓発活動を行い、ゴールの葛城市に向かう。
現時点で、1938年代に生産されたスタンゲーニ社のクラシックカーや、ランボルギーニ社カウンタックの参加が決定しているほか、「フェラーリ・クラブ・オブ・ジャパン」からフェラーリ17台が参加を予定する。
同委員会の岡波さんは「地元の皆様のご協力があって開催することができる。(自動車の)魅力を感じてもらえれば」と話す。
参加費は、1台1人=28,000円、1台2人=39,000円ほか。参加申し込みはホームページで確認できる。