音楽とダンスの祭典「まほろば円舞会」が11月24日、「なら100年会館」(奈良市三条宮前町)大ホールで開催される。
祭典を主催するNPO法人「まほろば円舞会」は2009(平成21)年から、記紀万葉をテーマに音楽劇と音楽とダンスで祭典を行ってきた。17回目となる今年は、1幕の音楽劇がダンスファンタジー「女帝持統~藤原京に夢を託して~」。「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産の登録候補に推薦されたことを受けて、古代国家形成に重要な役割を果たした天武・持統天皇の2人の夫婦の絆と深い愛情の物語を上演するという。2幕では、創作ダンス(樟蔭ダンスクラブ)、車いすダンス(虹の環)のほか、一輪車ダンス、社交ダンス、琉球舞踏などを披露する。
創作衣装で上演する音楽劇の原作・創作画は奥山永見古さんで、演出は小久保びんさん、振り付けはRumikoさん、演技指導はおとゆういちさん、ナレーションはおうえさちこさん。キャストは、持統役のRumikoさんをはじめ、Akihitoさん、Leiさん、俳優の小久保びんさん、ピアノ弾き語りの大田まりこさん、地元ラジオパーソナリティーの前川真吾さんらが舞台を盛り立て、樟蔭ダンスクラブ、PHるーぷよさだんも花を添える。
12時30分開演。料金は、ほほえみ席=2,000円、一般席=1,000円。