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奈良大学でトークイベント 「女性の生き方・働き方」を奈良時代と現代で比較

天平装束を着た同大学文化財学科の学生(写真提供=奈良大学)

天平装束を着た同大学文化財学科の学生(写真提供=奈良大学)

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 トークイベント「時を超える女性たちの活躍 奈良時代の女性 x 現代の私たち」が3月20日、奈良大学(奈良市山陵町)で開催される。

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 「女性の生き方・働き方」がテーマの同イベント。10月に橿原市で開催される「第40回日本女性会議2025」のプレイベントとして、同会議副実行委員長で奈良大学副学長の島本太香子教授が聞き手を務める。

 当日は、多くの女性が政治文化の主役として活躍していたという奈良時代をクローズアップし「佐紀郎女(さきのいらつめ)と現代女性の対話」と題して奈良時代と現代を比較しながら女性の生き方や未来を考える。奈良時代の宮廷で働く女性の実情や、仕事の上での男女の役割分担、育児など現在でも課題となっていることについて、元平城宮女官で現在は宮外の大学寮で働く女官という設定の佐紀郎女さんに島本副学長が現代女性代表として話を聞く。開催時間は13時~14時。

 当日は、奈良時代に流行したというすごろくに似たボードゲーム「かりうち」の体験会も行う。2021年に奈良文化財研究所が、出土遺物や万葉集、韓国の遊び「ユンノリ」を手がかりに現代によみがえらせた。会場では天平装束を着た同大学文化財学科の学生がサポートする。開催時間は10時~15時(トークイベント時を除く)。

 参加無料。

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