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奈良「柿の葉寿司のゐざさ 中谷本舗」が冷凍・蒸し柿の葉ずし開発

電子レンジで加熱し温めた「蒸し柿の葉寿司」を持つ販売部門の澤田さん

電子レンジで加熱し温めた「蒸し柿の葉寿司」を持つ販売部門の澤田さん

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 郷土料理「柿の葉ずし」の製造販売を「ゐざさ」の屋号で手掛ける中谷本舗(奈良市押熊町、TEL 0120-724-288)は、電子レンジで加熱し温かいまま食べる「冷凍 蒸し柿の葉寿司」の販売を6月から自社オンラインショップで始めた。

「蒸し柿の葉寿司」

 1921(大正10)年、奈良県吉野郡上北山村で米店として創業した同社は、2021年に創業100周年を迎える老舗すし店。商品部の中谷圭佑さんは「柿の葉ずしを温めておいしいのかと思われるかもしれないが、実は柿の葉ずしを生んだ吉野地方では昔から葉に包まれたまま軽く焼いて食べる習慣がある。温めると酢の酸味がマイルドになり、シャリはホクホクし、ネタもふっくらする」とほほ笑む。

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 「関西の食文化にちらしずしをせいろで蒸し上げ温かいまま食べる『蒸しずし』があり、その食べ方を取り入れた。伝統を感じつつ新感覚の柿の葉ずしを楽しんでほしい」とも。

 冷凍商品のため、すしの課題であった日持ちを克服し賞味期限は約90日。「柿の葉で一つずつ包まれているので好きな時に食べたい分だけ取り出して食べることができ、普段の食卓にプラスしたり、ギフトや贈答品として遠方に配送したりして活用いただければ」と中谷さん。

 ネタは温めておいしいものを考慮し、焼きさば・穴子・さけ・豚かば焼き・きんめだいの5種類。豚かば焼きは初めて扱う肉の柿の葉ずし。焼きさばにはゴマを混ぜ込んだシャリを合わせた。

 商品は「蒸し柿の葉寿司」5種20個入(焼きさば・穴子・さけ・豚かば焼き・金目鯛、各4個)と、金目鯛を除いた4種(各5個)20個入り。価格は共に3,000円。配送料は別途。