奈良県産の薬草や「大和当帰(やまととおき)」をテーマにしたイベント「第3回 薬草をおいしく食べる日」が1月19日・20日、奈良県立図書情報館(奈良市大安寺西1)2階エントランスホールで開催される。
両日、薬草の生産者や加工業者など17組が薬草を使ったフードやスイーツなどを販売するほか、薬草についてのパネル展示、ワークショップ、講演会を行う。
イベントを企画した国際中医薬膳管理師の吉田奈麻さんは「昨年は約5,000人がお越しになり薬草への関心の高さを実感している」と話す。 「今注目を集めている大和当帰は、飲食店でも看板メニューに取り入れ薬草人気が高まっている」とも。
19日14時~16時には、「生薬が育む健康的な日常」と題し、京都大学大学院薬学研究科准教授の伊藤美千穂さんが身近にある生薬を分かりやすく紹介する講演会を行う。参加無料。 要事前予約(先着順)。
「奈良の食文化を再発見し、健康で楽しく暮らすということを、さまざまな角度から伝えていきたい」と吉田さん。
開催時間は10時~16時。 入場無料。