奈良・平城宮跡がきらびやかに 話題のアーティストが「光のアート」展示

試験点灯が行われたアート作品「未来の門」(8月27日20時30分すぎ撮影)

試験点灯が行われたアート作品「未来の門」(8月27日20時30分すぎ撮影)

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 平城宮跡で8月27日、世界的に活躍するアート集団「MIRRORBOWLER (ミラーボーラー)」と、関西を中心に話題を集めるアートチーム「ATAWAS(アトワズ)」が手掛ける光のアート作品の試験点灯が行われた。

「サークルプロジェクション」

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 8月28日から始まる「平城京天平祭 夏2015」に先立ち試験点灯を行ったこの日、ミラーボーラーは、「自分の未来が変わるように」と見る角度により色合いに違いがでるなど工夫を施した「未来の門」を設置。たまたま同所を訪れた人たちは、高さ約5メートル×幅8メートルのきらびやかなオブジェに見入っていた。同集団は朱雀門前にも「過去の門」と題したオブジェを設置。平城京歴史館の遣唐使船では約6500個のLEDとミラーボールで海原を進む様子を表現する。

 アトワズが手掛けたのは、透過スクリーン24枚を直径約20メートルの円形に並べ、内側から6つのプロジェクターで映像投影する「サークルプロジェクション」と高さ4メートル×横12メートルの水の幕に映像投影する「ウオーターアートプロジェクション」の2つ。

 「サークルプロジェクション」のテーマは「時空をこえて」。過去も未来も愛で満たされればという願いをこめた映像を投影する。「ウオーターアートプロジェクション」は、「悠々」と「天平五色の彩り」をテーマにそれぞれ約5分の映像を投影する。

 期間中、ろうそくで大極殿を彩る「燈花会(とうかえ)@大仏殿」や「光の天平行列」などの光をテーマにしたイベントや、飲食ブースなどが出店する「夏の夜一&こども縁日などが開かれる。

 開催時間は17時30分~21時(飲食・物販は16時~)。8月30日まで。

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